ショコラ（オリジナル曲）

はじめまして、さとうゆうと申します。
stand.fmという音声メディアを中心に音楽活動をしています。
オリジナル曲｢ショコラ」は、音楽仲間のこんなひとことから生まれました。

「ゆうさん、オリジナルのクリスマスソングってあります？」

…そういえば一度も作ったことない笑

過去にもいくつかオリジナル曲は作ってますが、12月の曲は1曲も作ってきませんでした。

じゃあ作ってみようか。
これがきっかけとなって、「ショコラ」は生まれました。

最初はキラキラした、華やかな曲を書こうと思いました。

が…

ふと「匂いで記憶が蘇る」というエピソードを耳にし、甘いケーキの香りや寒空に包まれた街の匂い、そういった香りとともに思い出が蘇ることあるのかなと思ってストーリーを描き始めました。

歌詞が少し切なくなってしまったので、サウンドは少し甘めに響けばいいなと思い、アコーディオンなどの音も入れることで冬の街の賑やかしさも残しました。
路上でバンドが楽しく演奏している姿を眺めながら歩く世界が少しでも表現できてたらいいなと思います。

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ショコラ（オリジナル曲）
作詞作曲　さとうゆう

少し渋いコーヒーに
甘すぎるショコラケーキ
そんな組み合わせが
お気に入りだと
他愛もない会話が蘇る

すれ違う人混みに
紙袋を手にする人達
冷たい風が頬を撫でる
手に握りしめるものは何もなくて

曖昧な言葉をいつも選んだ
甘い蜜はやがて溶けてく
だいたいのことはなし崩しで
あの日の君と背中合わせ

12月の街は華やかで
笑顔が溢れてる
鼻をくすぐる甘い香りと
同じくらい愛を伝えていれば

時はすぎる　季節は巡る
思い出は色褪せて
いつか消える　いつかきっと溶ける

肝心なことは言葉にはできず
簡単なことをおろそかにした
ショコラの甘い香りが
立ち尽くした僕を包んだ

曖昧な言葉をいつも選んだ
甘い蜜はやがて溶けてく
肝心なことは言葉にはできず
簡単なことをおろそかにした

ショコラの甘い香りが
立ち尽くした僕を包んだ

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