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書いたことが叶うノートの書き方〜ストーリーアプローチ〜

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こんにちは。高校教師でキャリアコンサルタント、Kindle小説家のみのるです。

進路相談から教育相談など、生徒や保護者の相談に、のべ1000件以上関わってきました。

僕の上の子が中学生の2年間、不登校だったこともあり、「不登校を死語にしてもいい」というテーマで小説を書いたり、X(旧Twitter)やnoteなど、SNSで発信したりしています。

最近は、新しい学校(居場所)を作りたいな、と。


さてさて。
今回は、鹿音のカノコさんと僕のコラボ作品「書いたことが叶うノート」に、僕がどのように使っているか、紹介します。

キーワードは『ストーリーアプローチ』です。

初めて聞いたよ、という方。

正解です(笑)

これ、作った言葉です。
いわゆる造語です。(元になった言葉はありますよ)

この言葉を口にした時、「あ、僕が大事にしている方法を表す言葉だな」と気付きました。

もしかすると、あなたは「書いたことが叶う」ってスピリチュアルな感じを受けるかもしれません。それはそれで自然なことだと思います。

なので、
ちょっとだけ、認知心理学の自己決定理論のフレームを借りて説明します。

叶えたいと思っていることを書く。

そうすることで、

① 自律性の欲求が高まる
② あなたの目的と欲求が統合される
③ 内発的動機づけに至る

このようなプロセスを経て、自分自身で、書いたことが叶うように行動し始めます。その結果、描いた未来を「引き寄せ」るんです。

ちなみに、僕、理科の教師です。
そう見えない、ってよく言われます(笑)

「書いたことが叶う」って、要するに、文字化することで目標に向かう気持ちが明確になって、行動につながり、望む世界に到達します、ということなんです。


では、どのように僕はこのノートに書いているのか。
具体的に説明します。


『ストーリーアプローチ』

自分のストーリー(story)を綴りながら、自分自身と対話を重ねて、目標に向かう(アプローチする)方法です。

箇条書きで、目標を書く方法と違って、どのような感情を味わっているのか、どのような情景が見えているのか、文章で表現します。

このストーリーの主人公は「わたし」。

わたしは、わたしの世界の主人公です。
わたしが紡ぐ世界は、わたしが思い描いた世界。
わたしの言葉で、わたしの物語を綴っています。

『目標』とは、わたしが描く未来の自分。
ノートには、その描いた未来にいる「わたし」が、物語を書き綴ります。

書いている感覚としては、日記とか、日々のエッセイのそれに近いです。

ストーリーアプローチで最も大切にしていることは、

目標を達成したときの「感情」を《最初》に書くこと

です。

イメージ、つかめましたか?

読んでくださった、あなたのために、特別に、僕の「書いたことが叶うノート」に書いた文章をご紹介します。


■ 一緒に作品を作ること

僕は、喜びとともに、じんわりと心の奥底が熱くなって、涙がこぼれた。この作品を一緒に完成することができて、嬉しかったんだ。

Kindleで作品を創る。そう提案したのは僕だったけれど、◯◯さんの想いをまっすぐに受け止めたときに、すっと出た言葉だった。文章の構成とか表現とか、こうしたらもっと良くなると伝えることは、僕にとっても、新鮮で、そっか、こういうお仕事もワクワクするって気づけたことが、本当にありがたい。

感謝の気持ちが、たくさんあふれてきた。

画面越しの〇〇さんが、喜んでいた。電子書籍版のリリースができたけれど、次は紙の本の準備をしようと、また、打ち合わせを再開したのだった。

物語の中に入って、一緒に旅をしたり、一緒に笑ったり、そういう共感をしながら、一緒に校正する。これが今の仕事の一つになったのは◯◯さんのおかげ。

僕は、微笑みながら「そうだね、ここは、こんな感じかな」と、打ち合わせを続けたのだった。


【ストーリーアプローチ的解説】

第1段落で、目標を達成した「僕」の感情と表情を描いています。

第2段落で、この感情を味わう(目標を設定する)きっかけになった出来事を表現しています。きっかけは「ワクワクする」という感情が元になっていることにも、注目します。

第3段落は、再び、目標を達成した「僕」の、もう一つの感情です。活動を始めてから目標を達成するまで、感謝の気持ちが続いていたことを示唆しています。

第4段落で、誰と一緒にいるのか、どのような状況なのか、目標を達成した時の情景描写がされています。

第5段落で、どのような仕事を成し遂げたのか書かれています。「校正」を仕事にしたい、という目標だったことが、ここでようやく形になっています。

第6段落で、この目標を達成後も、さらに未来が広がっているストーリーで結んでいます。


ぜひ、ストーリーアプローチをお試しください。

お知らせ

鹿音のカノコさんと僕のコラボ作品「書いたことが叶うノート」は、B6リングノートで、表紙は、僕のKindle小説の表紙にもなった「くじらの部屋」が描かれています。

満月に導かれるように、
鎖から解き離れたクジラのように、
次への道を、書くことができるノートです。

このノートは、ライブハウス鹿音で販売しています。

詳しくは、鹿音さんの公式LINEからお問い合わせください。

お知らせ・その2

ストーリーアプローチの文例や、夢や目標を書くときのヒントをお届けする無料メールマガジンを始めました。ぜひ、ご登録をお願いします。

特典として、「感情を表す言葉ワーク」をプレゼントします。

また、あなたが、文例の中の物語の登場人物の一人として描かれます。さきほどの『一緒に作品を作ること』という文章に登場する「〇〇さん」、という名前が、あなたのお名前(ニックネーム)になります。

一緒に、目標を達成する仲間として、登場していただきたいと思います。

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管理人 まこと、スタッフ みーと
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